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のとちゃんこーなー Vol.8

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のとちゃん私史 2004

年始のご挨拶は身内の不幸で遠慮させていただきます。

恒例の私史です。2004年のうちに報告します。
今年はいろいろ取込がありましたので、主なものにしておきましょう。

今年の活動は、蛍池公民館がペースでして、「豊中にゆかりのある人」シリーズで、「二人の三吉編」を企画しました。
6月に阪田三吉の話(これは千里公民館で7月に登録グループ指導者研修会でも実施しました)

8月はこの「こーなー」でも紹介しました峠三吉の話をさせていただきました。
はじめは、二回とも6月に行う予定でしたが、峠三吉の方は8月の「平和月間」事業ということで、このようなことになりました。

そして、12月5日には松竹映画「砂の器」(野村芳太郎監督、松本清張原作、橋本忍・山田洋次脚色、)を鑑賞していただくにあたり、前座の解説を15分ほどさせてもらって、自分で言うのはいかがかと思いますが、好評でして、満足していただけたようです。
荻正弘ばりの名解説、MBS系列の「月曜ロードショー」ってところかな?

この映画は、ご存知のとおり、1974年公開(今年30周年記念)された作品です。
この年のキネ旬第2位の作品でした。(一般視聴者投票では、第1位でした。その他、邦画部門ではあらゆる賞をとりました)

豊中一中でも78年に学校鑑賞をしましたが、すばらしい鑑賞態度と後の感想文で、松竹関係者が感激されました。
これがきっかけで、北大阪の高校の鑑賞会が手広く行われたそうです。
12月5日はこんな話も交えながら、脚本の橋本忍さんと山田洋次さんのエピソードや川又昂さんの撮影苦労話などを紹介するとともに、「ハンセン病」の歴史、今日の課題などを人権問題の視点で、「ともに学び」ました。

この他の話題として、11月3日には、講師をしている成安造形大学の女学生を小曽根西福寺の「仙人掌(さぼてん)群鶏図」(確か、重要文化財)鑑賞に連れて行きました。ここは毎年この日しか公開しません。この作品は江戸中期の伊藤若冲という人の作品なんですが、「知る人ぞ知る」という奇才の画家です。
(今年9月発売のコカコーラ社の「ひらひら」というお茶に「若冲」の絵画が6種類ほど紹介されました。)

このときに、服部住吉神社の能舞台を見学して、服部天神さんにお参りしようとしたときに、kawakami君の愛娘さんと出会いました。
パパは申し込みに行ってきたとのことでした。

11月21日には、例年参加している「旧新田小学校」のガイド・ボランティアを終日行いました。26期生の旧3組の佐原君ご一家が見えられました。
この日はお手玉の講習会が行われて、お嬢さんがお母さんと一緒に楽しんでいただきました。
このようなガイドをしていても、かつての教え子たちがたずねてくれることは、大変心楽しいですね。

これも教師冥利というのでしょうか。

104年目の新田小学校で思い出したのですが、同じ年に誕生した現役の小学校に行ってきました。

10月10日の日帰り旅行ですが、岡山県と広島県の境界近くの「吹屋小学校」に行きました。
現在の在校生は11名、幅広い廊下は体育館兼用という珍しい学校でした。
近くには「べんがら」の赤っぽい家並みが続き、映画「八つ墓村」のロケが行われたところです。
かつての銅鉱山の面影は乏しいですが、結構楽しく見学できました。
次の日曜日に放映される東海林のり子さんが滞在するという番組(「田舎に泊まろう?」(TV大阪)の紹介があちらこちらに出ていました。

こんなことで、この1年は終わろうとしています。

今年は相次ぐ台風、地震といろいろな災害がありました。
このような全く予期しない災害に遭われた方はもちろん、親類縁者の方にお見舞い申し上げ、一日も早く平安を迎えられることをお願いしたいです。

今年の文字「災」が来年にはぜひ転じて「福」が来るよう願っています。

みなさん、よいお歳をお迎えください。
 

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